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実家の片付けを業者に頼む費用と選び方

実家の片付けを業者に依頼する相談をする女性と担当者

実家を片付けたいと思っても、物が多かったり、遠方に住んでいたりすると、自分たちだけで進めるのは簡単ではありません。「業者に頼んだら、いくらかかるんだろう」「あとから追加料金を請求されたらどうしよう」と、費用が気になって依頼を迷う方も多いと思います。

東京都のガイドブックには、相談事例をもとにした家財整理費用の参考値として、1Kで3〜5万円、2DKで12〜18万円が載っています。ただし、実際の費用は間取りだけでなく、荷物の量や搬出条件によって変わります。

この記事では、東京都のガイドブックの参考値を確認したうえで、金額が変わる理由、見積書で見るところ、追加料金を避けるための確認点をまとめます。業者へ問い合わせる前の整理に役立ててください。

実家の片付けを業者に頼むときの確認の流れ。見積もりを頼む前、見積書を見るとき、申し込む前の3段階
目次

費用の目安は1K3〜5万円、2DK12〜18万円

東京都の「東京住まいの終活ガイドブック」(令和6年3月発行)では、東京都空き家ワンストップ相談窓口に寄せられた相談事例の参考値として、次の金額が掲載されています。事業者への依頼料で、建物の種類や家財の量、依頼する追加業務などによって変わると注記されています。

間取り費用の参考値
1K3〜5万円
2DK12〜18万円

出典:東京都「東京住まいの終活ガイドブック」

東京都の相談事例をもとにした参考値で、全国の相場ではありません。建物の種類や家財の量などで料金は変わるため、自分の実家にかかる金額は見積もりで確認する必要があります。

荷物量と搬出条件で費用が上がる

同じ間取りでも費用に差が出るのは、運び出す物の量と作業環境が家ごとに違うためです。押し入れや納戸、物置に長年の荷物が残っていると、トラックの台数や作業人数が増えます。

2階から大型家具を階段で下ろす場合や、家の近くにトラックを停められない場合も、時間と人手がかかります。家具の解体やエアコンの取り外し、清掃を追加で頼めば、別料金になることもあります。

間取りだけで判断せず、「どのくらいの量を、どのような場所から運び出すのか」まで伝えると、見積もりの金額の理由がわかりやすくなります。

見積書は作業範囲と追加料金を確認

見積書では合計金額だけでなく、何が料金に含まれているのかを確認します。仕分け、搬出、車両費、人件費、処分費、簡単な清掃まで含まれるのか、エアコンの取り外しや大型家具の解体は別料金なのかを見ます。

「作業一式」としか書かれていないと、どこまでが約束した作業なのかわかりません。作業内容ごとの金額や、別料金になる条件を記載してもらいましょう。買取に対応している業者なら、どの品をいくらで買い取り、その金額が片付け費用からどう差し引かれるのかも確認します。

追加料金を避けるには、見積もりの段階で頼みたい作業をすべて伝え、書面に残してもらうことが大切です。当日になって「これもお願い」と作業を増やすと、見積もりにない作業として別料金になりやすくなります。

作業日、作業内容、料金、支払方法、キャンセル料も契約前に確認します。

作業範囲をそろえて複数社を比べる

実家の片付けを業者へ頼むときは、できれば複数社から見積もりを取ります。1社だけでは、その金額が高いのか安いのか判断しにくいためです。

比較するときは、各社に同じ作業範囲を伝えます。金額だけでなく、含まれる作業、追加料金になる条件、作業人数、予定時間、キャンセル料を並べて見れば、違いがわかりやすくなります。

見積もりを頼む前に、実家の間取り、片付けたい部屋、大型家具や家電の数、荷物のおおよその量、希望時期を整理しておくとスムーズです。写真も用意しておくと、状況を伝えやすくなります。

複数の業者を一社ずつ探すのが大変な場合は、一括見積もりサービスを利用する方法もあります。

頼むかどうかは量・距離・期限で決める

業者への依頼を検討しやすいケース
  • 物が多く、自分たちだけでは進みにくい
  • 実家が遠く、何度も通えない
  • 大型家具や家電が多い
  • 片付ける人手が少ない
  • 売却や退去までに期限がある

実家の片付けは、すべてを業者へ任せる必要はありません。荷物が少なく、何度も通える場合は、家族でできるところまで進め、運び出しが難しい家具や大量の不用品だけを頼む方法もあります。

家具・家電を自分で処分する方法も確認しておくと、見積もりの対象を絞りやすくなります。料金だけでなく、家族の時間、移動の負担、体力、期限も含めて決めましょう。

まだ全体の進め方がわからない場合は、実家の片付けは何から始める?確認事項と進める順番から読んでみてください。

ぽいみつでは、複数の業者へ、まとめて無料見積もりを依頼できます。見積もり後に依頼するかどうかは、自分で決められます。

\作業内容と費用を比べたい方へ/

誰が払うかは見積もり前に決める

親本人と相談し、了承を得て親のお金から支払うのか、きょうだいで分けるのか、いったん誰かが立て替えるのかを先に話しておくと、あとで揉めにくくなります。立て替える人がいる場合は、見積書と領収書を残し、全員が内容を見られるようにしておきましょう。

きょうだいとの話し合いは、実家の片付けで兄弟姉妹と揉めないための7つのことにまとめています。

立ち会えないときは日時と鍵を確認

遠方に住んでいる場合は、訪問見積もりや作業に立ち会えなくても対応できるか、最初の問い合わせで確認します。写真や動画で概算を出せるか、鍵をどのように受け渡すか、作業後に写真などで確認できるかは、業者によって異なります。

通帳や印鑑、重要書類、現金、貴金属などは、可能な範囲で作業前に探し、家族で保管しておきます。事前に確認できない場合は、貴重品が見つかったときの扱いも業者へ確認しておきましょう。確認する物は、実家の片付けで先に探すもの〜貴重品・重要書類の確認リストにまとめています。

遠方の実家を片付ける進め方は、遠距離の実家を片付ける方法。通う回数を減らすコツも参考になります。

遠方から依頼する場合は、見積もりを申し込んだあと、訪問日時、立ち会いの要否、鍵の受け渡し方法を各業者へ確認してください。ぽいみつでは複数の業者へ、まとめて無料見積もりを依頼できます。

\自分の実家にかかる費用を確認する/

無料回収業者は許可と処分方法を確認

家庭から出るごみを収集・運搬できるのは、市区町村の一般廃棄物収集運搬業の許可を受けた業者か、市区町村から委託された業者です。

依頼する前に、家庭ごみを実際に収集する事業者名と、市区町村の許可または委託の有無を確認しましょう。わからない場合は、実家がある自治体へ確認すると安心です。「無料回収」「格安回収」という言葉だけで決めず、会社の所在地や連絡先、料金の説明、処分方法もあわせて確認します。

詳しくは、実家に来る「無料回収」は大丈夫?親に伝えておきたいことにまとめています。

よくある質問

見積もりは無料ですか?

ぽいみつは、利用も見積もりも無料で、会員登録は不要と案内されています。見積もりを受け取った後、申し込むかどうかは自分で決められます。

申し込んだ後にキャンセルできますか?

ぽいみつではキャンセル・解約・返金の受付は行っておらず、条件は各業者の規約や契約書に従うと案内されています。キャンセル料の有無や金額は、申し込む前に業者へ確認してください。

買取と片付けを一緒に頼めますか?

買取に対応している業者もあります。どの品がいくらになり、買取金額が片付け費用からどのように差し引かれるのかを確認します。

契約を急かされたらどうしますか?

「今日決めれば安くなる」と言われても、その場で決める必要はありません。内容に納得できなければ保留にし、ほかの業者の見積もりと比べましょう。

まとめ:作業範囲と追加料金を比べる

東京都のガイドブックの参考値では、1Kで3〜5万円、2DKで12〜18万円です。ただし、間取りが同じでも荷物量や搬出条件で金額は変わります。

見積書では作業範囲と別料金になる条件を確認し、同じ条件で複数社を比べましょう。安さだけで決めず、処分方法や説明のわかりやすさまで確認すると、依頼後の行き違いを防ぎやすくなります。

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この記事を書いた人

父の認知症をきっかけに、親の施設入居や空き家になった実家のことを考えるようになりました。

「親と実家、どうする?」では、実家の片付け、親の施設探し、これからのお金について、自分の経験と調べたことをもとにまとめています。

2024年7月にFP3級を取得。

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