実家の片付けは何日かかる?期間の目安と進め方

実家の片付けは何日かかる?期間の目安と進め方をイメージしたイラスト

実家の片付けを始めるとき、「どのくらいの日数があれば終わるんだろう」と気になる人も多いのではないでしょうか。

週末だけで終わるのか、何度も通う必要があるのか。仕事をしながら進める場合は、先が見えないこと自体が負担になることもあります。

実家の片付けにかかる期間は、家の広さだけでは決まりません。物の量や家族への確認、処分方法、実家までの距離によって大きく変わります。

私自身も、実家には今も手つかずの場所があります。片付けは「何日あれば終わる」と簡単に決められるものではなく、家族と確認しながら少しずつ進める必要があると感じています。

この記事では、実家の片付けにかかる期間の目安と、長引きやすい理由、少しでも負担を減らして進める方法を紹介します。

この記事でわかること
  • 実家の片付けにかかる期間の目安
  • 片付けが長引きやすい理由
  • 日数を減らすための進め方
  • 業者に頼む場合の考え方
目次

期間は家ごとに違う

実家の片付けに必要な期間は、数日で終わる場合もあれば、数か月以上かかる場合もあります。
目安としては、次のように考えるとわかりやすいです。

実家の状態期間の目安
物が少なく、判断が早い数日〜1週間程度
物の量が多く、何度か通う2〜4週間程度
物が多く、家族への確認も多い1〜3か月以上

※実際の期間は、家の広さ、物の量、作業人数、処分方法、実家までの距離によって変わります。

長年暮らした実家には、家具や家電、衣類、食器、書類、思い出の品など、さまざまな物が残っています。そのため、「一軒家だから○日」と決めるのではなく、家の状態に合わせて考えることが大切です。

特に、週末だけ作業する場合や遠距離から通う場合は、片付けを始めてから終わるまでの期間が長くなりやすくなります。「何日で終わるか」だけでなく、何回くらい通う必要がありそうかまで考えておくと、予定を立てやすくなります。

これから実家の片付けを始める場合は、最初に何から手をつけるかを決めておくと進めやすくなります。
実家の片付けは何から始める?確認事項と進める順番

日数を左右する5つのこと

実家の片付けにかかる日数は、さまざまな条件によって変わります。特に影響しやすいのは、次の5つです。

  • 物の量
  • 親への確認
  • 処分する物の種類
  • 実家までの距離
  • 作業する人数

物の量

片付けにかかる期間を大きく左右するのが、実家に残っている物の量です。

同じ広さの家でも、収納の中まで物が詰まっている場合と、必要最低限の物しかない場合では、片付けにかかる時間は大きく変わります。押し入れや納戸、物置、倉庫など、普段目につかない場所に物が多く残っていることもあります。

そのため、見える範囲だけで「それほど多くない」と判断せず、収納の中まで確認しておくことが大切です。

物が部屋いっぱいに積み重なっている場合は、通常の片付けよりも時間がかかります。足元が見えないほど物が多い場合は、安全面にも注意しましょう。
実家がゴミ屋敷になったら?親を責めずに片付ける方法

親への確認

実家の片付けでは、自分にとって不要に見える物でも、親にとっては大切な物かもしれません。そのため、「これは捨ててもいい?」「誰かに譲る?」「まだ使う?」と確認する場面が何度も出てきます。その都度、作業が止まるため、自分の家を片付けるより時間がかかりやすくなります。

親が物を手放したがらない場合は、急いで処分しようとすると揉める原因にもなります。
親が物を捨ててくれない理由と揉めにくい伝え方

処分する物の種類

ごみ袋に入れて捨てられる物だけなら比較的スムーズですが、大型家具や家電が多いと処分にも時間がかかります。

粗大ごみは事前予約が必要な自治体もあり、申し込んですぐ回収してもらえるとは限りません。
また、テレビや冷蔵庫、洗濯機、エアコンなどは、自治体の粗大ごみとして出せない場合があります。

処分方法を調べたり、回収日を待ったりする時間も考えておく必要があります。
実家の家具・家電はどう処分する?粗大ごみ、買取、回収

実家までの距離

自宅から近ければ、少しずつ通いながら片付けることもできますが、実家が遠方にある場合は、移動だけでも時間とお金がかかります。一度の帰省でできるだけ進めようとすると、長時間の作業になりやすく、体力的な負担も大きくなります。

帰省前に家族へ確認することをまとめたり、粗大ごみの予約を済ませたりして、現地でしかできない作業に集中すると、通う回数を減らしやすくなります。
遠距離の実家を片付ける方法。通う回数を減らすコツ

作業する人数

一人で片付けるのか、兄弟姉妹や家族と一緒に作業できるのかでも、かかる日数は変わります。人数が多ければ、仕分けや運び出しを分担できるため、作業は進めやすくなります。

ただし、それぞれが別々に判断すると、「残してほしかった」「聞いていない」とトラブルになることもあるので気をつけましょう。

誰が何をするのか、処分を誰が判断するのかを先に決めておくと、作業が進みやすくなります。
実家の片付けで兄弟姉妹と揉めないための7つのこと

実家の片付けにかかる期間の目安と、進め方のポイントを5つにまとめた図解

1日で終わらせない

実家の片付けを始めると、「せっかく来たから、できるだけ進めたい」と思うことがあります。ただ、長年暮らした家の物を1日ですべて整理するのは簡単ではありません。

長時間作業を続けると、疲れて判断が雑になったり、大切な物を誤って処分したりする可能性もあります。特に、通帳や保険証券、権利関係の書類などは、古い封筒や引き出しの中から出てくることがあります。

大量に捨て始める前に、貴重品や重要書類を先に確認しておきましょう。
実家の片付けで先に探すもの〜貴重品・重要書類の確認リスト

「今日はこの部屋だけ」「午前中は書類、午後は衣類」など、その日にやる範囲を決めて進める方が安全です。

先に予定を立てる

実家の片付けを始める前に、大まかな予定を決めておくと、終わりが見えやすくなります。

たとえば、

  • 1回目:貴重品と重要書類を探す
  • 2回目:衣類や日用品を整理する
  • 3回目:家具・家電を処分する
  • 4回目:残った物を確認する

というように、作業を分けて考えます。

予定どおりに進まなくても問題ありません。大切なのは、「全部終わらせる」ではなく、今回やる範囲を決めることです。一度にやる量を減らすだけでも、片付けへの負担は軽くなります。

処分日から逆算する

粗大ごみや大型家具を処分する場合は、片付けの日程だけでなく、回収日も確認しておきましょう。せっかく仕分けを終えても、回収日が数週間先なら、その間は不用品を実家に置いておくことになります。

自治体の粗大ごみを利用する場合は、申し込み方法や回収日、一度に出せる数、手数料などを先に確認しておくとスムーズです。処理施設へ自分で持ち込める自治体なら、回収日を待たずに処分できることもあります。

片付ける日だけでなく、どう処分するかまで決めておくと、全体の予定を立てやすくなります。

長引いても焦らない

実家の片付けがなかなか終わらないと、「こんなに時間がかかると思わなかった」「また行かないといけない」と疲れてしまうことがあります。でも、物が多かったり、親や兄弟姉妹への確認が必要だったりすれば、時間がかかるのは自然なことです。最初に立てた予定どおりに進まなくても、無理に一気に終わらせる必要はありません。

「今回はここまで」と区切りながら、続けられるペースで進めることが大切です。
実家の片付けに疲れたら?負担を減らす進め方

業者なら短期間で進めやすい

「仕事を休めない」「遠くて何度も通えない」「できるだけ短期間で片付けたい」という場合は、業者へ依頼する方法もあります。自分たちで進める場合は、分別や袋詰め、搬出、運搬まで一つずつ行う必要があります。

業者に依頼すると、作業内容によっては分別や搬出までまとめて任せられるため、片付けにかかる日数を短くできる可能性があります。実際の日数は、家の広さや物の量、作業人数によって変わるため、見積もりのときに作業日数も確認しておきましょう。

業者に頼む場合の費用や選び方は、こちらの記事で詳しくまとめています。
実家の片付けを業者に頼む費用と選び方

実家一軒分の片付けでは、業者によって料金だけでなく、作業内容や必要な日数も変わります。複数の業者を比較すると、自分の予定に合うところを選びやすくなります。

実家の片付け業者をまとめて比較

まとめ:余裕を持って進めよう

実家の片付けにかかる期間は、物の量や家族への確認、処分方法、実家までの距離によって変わります。数日で終わる家もあれば、数週間、数か月とかかることもあります。最初から短期間で終わらせようとせず、その日にやる範囲や処分方法を決めながら進めることが大切です。

自分たちだけでは時間を取りにくい場合は、業者に頼る方法もあります。無理のない予定を立てながら、一つずつ実家の片付けを進めていきましょう。

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この記事を書いた人

父の認知症をきっかけに、親の施設入居や空き家になった実家のことを考えるようになりました。

「親と実家、どうする?」では、実家の片付け、親の施設探し、これからのお金について、当事者として調べたことや経験をまとめています。

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